水晶ネックレス

＜様々な水晶の種類＞

【ガネーシュヒマール産ヒマラヤ水晶】
ネパールの首都カトマンズの北北西80km、標高7110mガネーシュヒマールの中腹標高4000m以上の鉱山で採掘されて人力で運び出しています。
クローライト(緑泥石)という緑色の鉱物を内包して結晶化しているものが多く、緑水晶とも呼ばれます。 また水晶の表面にバーコード状の成長痕をもつものも多く、まるで、澄んだ湧水の泉を覗きこんでいるかのような美しさです。
一度壊れた水晶が再結晶したような結晶が多いのもヒマラヤ山脈の造山運動の激しさによるものでしょう。

【微量の含有物や地中での条件によってさまざまな色の水晶が出来上がります。】
・ローズクオーツ（紅水晶）…ピンク色の水晶です。内部に微小なルチルが含まれていてカットするとスター効果が表れる個体もあります。
・シトリン（黄水晶）…黄色い水晶です。名前の由来は柑橘類のシトロンからです。
・アメジスト（紫水晶）…紫色の水晶です。淡紫色から濃紫色まで幅広い色合いがあります。
・ミルキークオーツ（乳白水晶）…乳白色の水晶で、ローズクオーツ同様、内部に微小なルチルが含まれていてカットするとスター効果が表れる個体もあります。
・スモーキークオーツ（煙水晶）…透明感のある茶色の水晶です。
・モリオン（黒水晶）…不透明な黒色の水晶です。


【内包物による種類】
・ガーデンクオーツ（庭園水晶）…クローライトを中心としていろんな鉱物を内包し、まるで自然の景色のように見えることからガーデンクオーツと名付けられた水晶です。
・ルチルクオーツ（針水晶）…水晶の中に針状の物質ルチルrutilus（金紅石）が含まれたものを言います。
・水入り水晶　…成長の過程で地殻変動などできた水晶の割れ目に水が入り込み、水を内包したまま再び成長した水晶です。気泡や他の鉱物を含んでいるものも見られます。
・ファントムクオーツ　…ファントムと呼ばれる山のような層が幾重にも見られるクォーツのことをいいます。 地殻変動などにより一時的に成長を止めた後で、ふたたび成長を始めた痕跡です。


【結晶の形による種類】
・ダブルターミネーター（両剣水晶）…結晶の両側に結晶の先端があるものです。比較的軟らかい地盤のなかで制約を受けずに成長した水晶です。
・レーザー水晶　…細長く成長した水晶で先端に行くほど細くなっていく水晶です。
・エレスチャル（ジャカレー水晶）…内部に結晶が何層にも重なり立体的で複雑に成長した水晶で、スケルタル水晶(骸骨水晶)とも言われます。結晶が重なり表面がゴツゴツしているものはワニの背中のようにみえることからジャカレー水晶(ワニ水晶)とも言われます。
・ファーデン水晶　…成長途中の地殻変動などで一度壊れて再び結晶として成長したもので結晶の中に白い糸状のものが見えるもので板状に成長してる水晶です。
・マニフェストクオーツ（貫入水晶）…水晶の中にもうひとつ別の水晶が含有された水晶です。クオーツインクオーツと呼ばれます。